- 自分では大きな声を出しているつもりなのに、声が小さいと言われる。
- 店員さんに声をかけられない。
私は子供の頃から声が小さくて悩んでいました。相手から「声が小さい」と言われて傷ついたり、何度も聞き返されることがありました。
本記事では「声が小さくて傷つく瞬間あるある」を私の実体験から紹介します。同じ悩みを抱えている方に共感していただけると思います。
後半では改善のきっかけになる考え方を紹介します。
声が小さいと言われるのは傷つく
あまり一般的な悩みとしてメディアで取り上げられることはありませんが、声が小さくて悩んでいる方は多いと思います。
学校や職場だけではなく、買い物する時でも会話によるコミュニケーションは避けることはできません。
そんな日常の中で私のような声が小さい人は傷つく場面も多くあります。
- 先生や上司から「声が小さい」と指摘される
- 相手から何度も聞き返される
- 店員さんとのコミュニケーション
自分では全力で大きな声を出しているつもりでも「小さい」と指摘されてしまいます。
自分でも困っているので改善したいと思っているのに直し方がわからないことも、つらく思い悩む原因になります。
声が大きい人に会うと羨ましく感じますよね。
声が小さい人が傷つく「あるある」エピソード
まずは、声が小さい人あるあるを紹介します。
私の体験談から紹介しているので、全員に当てはまるわけではないでしょうが共感してくれる方はいると思います。
レジに店員がいないと他の客が来るまで待つ
コンビニなど街のお店で商品を買うときのエピソードです。
何を買うか決めてレジに持っていこうとしたときに、店員が棚だしをしていてレジに誰もいないときがありますよね。
普通の人は「すいません」と声をかけると思いますが、声が小さい人はそれができません。
そのため店員が戻ってくるか、他のお客さんがレジにくるのを待っています。
レジが見える場所で商品を探しているふりをしながら、客が来たらスッと後ろに並ぶのです。
声が小さい人の中には、このエピソードに共感してくれる人もいると思います。
「そこまでじゃないよ」と思った方は安心してください。こんな私でも無事に生活はできています。
店員に注文が伝わらない
声が小さいと、飲食店など注文を伝えるときにも上手くいきません。
呼び出しボタンがないお店だと、コンビニと同じように「すいません」と呼んでも来てくれないので近くに店員が来るまで待ちます。
そして注文を伝えるのですが「はい?」と聞き返されたり、耳を寄せられたりします。
こちらも傷つきますが、何度も手間を掛けさせて申し訳ないという気持ちも生まれてしまいます。
最近だと衛生管理のために、アクリル板やシートを貼っているお店もあるので余計に聞き取ってもらえません。
注文がタッチパネル式のお店だと安心しますよね。
私は事前にお店の口コミなどを見て対面かどうか確認してから行くようになりました。
一度は必ず「え?」と返される
友達や家族と話していても、声が小さい私が話すと必ず一度は「え?」と聞き返されます。
自分ではハッキリ喋っているつもりでも伝わらず、2回目も聞き返されることもあります。
そうなると相手も気を遣っているのか、曖昧な返事で濁されてることも。
会話がスムーズにいかず億劫になってしまうんですよね。どんどん喋ること自体が嫌になっていきます。
挨拶しているのに返されない
先輩や上司に挨拶していても返されないことがあります。
最初は無視されているのかと感じますが、私に気づくと「おはよう」と普通に挨拶されるので私の声が聞こえていないだけです。
話しているのに誰にも気づかれなかったり、少し間を開けてから「なんか言った?」と言われたり。
声が小さいと存在感も小さくなってしまうのです。
声が小さい人におすすめの改善方法
声が小さい原因は、声質だけではなく生まれ持った性格によるところも大きいと思います。
私は小さい頃から引っ込み思案で、あまり喋るタイプではありませんでした。
だからこそ、たまに喋ると注目されて緊張してしまい上手く喋れない。
そんな私でも、ボイトレ本などを参考に改善方法を試した結果、今ではある程度自信を持って話せるようになりました。
ここからは私が実践している声の小ささを改善するための方法を紹介します。
唇ぶるぶるトレーニング
まずボイトレの本で見つけて今でも毎日実践しているトレーニングを紹介します。
- 唇を軽く閉じる
- 唇を少しとがらせる
- ブルブルブルッと言いながら唇を震わせる
口を閉じたまま「ぶるぶるぶる」と言いながら唇を震わせます。
リップロールと言われる方法で、ボイトレの本にはよく出てきます。
やってみると、口まわりがほぐれるのと同時にお腹に力が入っているのがわかります。
「発声のときには腹式呼吸が大事」とよく言われますが、このトレーニングをすると、自然と腹式呼吸になっています。
私は毎朝、唇ぶるぶるをして喋る準備体操をしています。
喉を開く意識をして喋る
大きな声を出そうとすると、遠く向かって声を出そうとしてしまいますよね。
そうではなくて喉の奥から声を出す意識をしてみてください。喉が開いていつもよりも響きやすい声になります。
イメージとしてわかりやすいのは、あくびをしているときの喉の状態です。
喋りだす前に一呼吸置いて、喉の奥を意識してから声を出してみてください。
今回紹介した2つだけでも、いつもより大きな聞き取れる声が出せるようになります。ぜひ実践してみてください。
まとめ
声が小さいと言われて傷つく人に向けて、あるあるエピソードや改善方法を紹介しました。
会社や学校だと声が小さいせいで、理不尽に怒られることがあるかもしれません。しかし自分を責める必要はありません。
今回紹介した簡単なボイトレなど、できることからやっていきましょう。すぐに改善することは難しいですが、徐々に自信もついていきます。