ペットボトルのコーラや炭酸水を一度で飲み切ることって少ないですよね。
最初はプシュッとした音と共に刺激的な炭酸がシュワシュワするものですが、開封後はすぐに抜けてしまいます。
どうにかして残ったペットボトルの炭酸をできるだけ抜けないように保存したい!
そんな方に向けて、コーラや炭酸水の気が抜けない方法を紹介します。
今回紹介する方法で保存すれば、ペットボトルの炭酸が抜けないまま美味しく飲めますよ。
ペットボトルの炭酸が抜けない保存方法
コーラなどの炭酸水の気が抜けない保存方法は以下の通りです。
- 強めにフタを閉める
- 逆さまにして保存
- 炭酸抜け防止グッズを使う
重要なことは密閉状態にすることです。詳しく解説していきます。
また、開封後に気が抜けないための飲み方も紹介します。
強めにフタを閉める
炭酸が抜けてしまう仕組みは、ペットボトルとフタに微妙な隙間がありそこから炭酸ガスが抜けていってしまうのです。
これを防ぐにはフタを強めに閉めて、できるだけ隙間を小さくする必要があるんですね。
つまり、どれだけ空気を漏らす事なく密封保存できるのかがカギになるのです。
フタをギュッと強く締めましょう!
冷蔵庫で逆さまに保存
フタを強く閉めるだけでは当然密封状態にはできません。
逆さまにせず普通に保存すると、ペットボトルのキャップの部分には空間ができてしまうので密閉されていません。
そこで逆さまにして冷蔵保存するとフタの部分に中身(液体)が溜まり密封状態になります。
同時にペットボトルの底部分に空間ができ、そこに炭酸ガスが溜まります。つまり炭酸がもっとも抜けにくい状態になるのです。
意外かもしれませんが、逆さまにして冷蔵庫で保存する方法はかなり有効なので試してみてください。
炭酸抜け防止グッズを使う
ペットボトルの炭酸抜けを防止するためのグッズやキャップも市販されています。
よく炭酸水やコーラを飲む方は一つもっておくと便利ですよ。
大体のグッズはペットボトルに空気を入れ炭酸が抜けるのを防止するタイプがほとんどです。
効果としては、ペットボトルに空気を入れる事で内部をパンパンにし炭酸が気体になる事を防いでくれます。
ダイソーなどの100均にも売っていて安価で手に入るので使い勝手が良いですよ。
キャップ型の炭酸抜け防止グッズは、ペットボトルに取り付けて、ポンプをプッシュするだけでペットボトル内が加圧されて炭酸が抜けにくくなります。
飲む時も上のポンプをわざわざ外すことなくワンタッチで飲めるようになっているので便利です。
ただ、空気を入れる手間がかかるのが少し面倒くさいですけどね。
コーラの気が抜けない方法
ペットボトルのコーラを買ったばかりで炭酸が抜けていた事ってないですよね?
それは容器のほとんどが炭酸飲料で満たされていて、炭酸が気体となる空間がないからなんです。
もちろんフタがしっかりと閉まっている事が大前提。
しかし、飲み進めていくと容器の中の空間が大きくなり、それに比例して炭酸が気体となり抜けていってしまいます。
そのため、中のコーラが半分以下になったのならさっさと飲んでしまったほうが得策です。
炭酸が抜けてしまうと美味しくないですからね。
また、炭酸は温度が高いほど抜けやすい特徴があります。
コーラや炭酸水を飲む時はコップなどに入れたら、ペットボトルをすぐに冷蔵庫に戻すことが炭酸を長持ちさせる飲み方になります。
炭酸が抜けない方法でペットボトルをへこませる裏ワザは逆効果
コーラや炭酸水で気が抜けない方法として知られる保存方法の中で、逆効果なこともあります。
それはペットボトルをへこませて保存する方法です。
ペットボトルをへこませる方法は過去に「炭酸が抜けない裏ワザ」としてテレビでも紹介されたことがありますが実は逆効果だったのです。
炭酸が抜けないようにするには空間を無くす、つまり炭酸が気体になる隙間を無くせばいいんです。
ですが、ペットボトルのフタをいくら強く締めたとしても完全な密封状態にはできません。
ペットボトルをへこませて、丸一日ほど放置したら元に戻るのが証拠で空気が出入りしている事になります。
気体にとって十分な隙間が開いている訳ですね。
さらに、へこませている状態でフタを開けたら一気に空気が入り、炭酸が揮発する量が多くなり余計に炭酸が抜ける事になります。
そのため、へこませてからの保存は逆効果になります。
まとめ
ペットボトルの炭酸抜け防止を解説しました。
- 強めにフタを閉める
- 逆さまにして保存
- 炭酸抜け防止グッズを使う
- 半分以下になったら飲み干す
- 常温保存せず冷蔵庫にすぐ戻す
コーラや炭酸水は開封後にすぐ気が抜けてしまうので、紹介した方法を試してみてください。
すぐできる方法としては逆さま保存が効果的です。