この記事では、大人数のカレーを作るときの材料量やご飯量の目安を解説します。
家族が集まるイベントや地域の集まり、学校行事など意外と大人数にカレーを振る舞う機会はあるものです。
そんな状況に備えて以下の3つのパターンに分けて材料量を紹介します。
- 一般的なカレー4人分
- 30人分の目安
- 100人分の目安
また、カレーをもっと美味しくするご飯の炊き方も解説しています。
カレー30人分や100人分の材料量は?
30人分と100人分のカレーの材料量は、作るカレーの種類や好みによりますが一般的なレシピをベースに紹介します。
- 一般的なカレーの材料例 (4人分)
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- 玉ねぎ: 中2個 (約400g)
- じゃがいも: 中2個 (約300g)
- にんじん: 中1本 (約150g)
- 肉 (牛肉、豚肉、鶏肉など): 300g
- カレー粉: 大さじ4
- 油: 大さじ2
- 水: 800ml
- カレールー: 1箱 (約100g)
- 30人分の材料量の目安
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- 玉ねぎ: 中15個 (約3kg)
- じゃがいも: 中15個 (約2.25kg)
- にんじん: 中7~8本 (約1.1kg)
- 肉: 2.25kg
- カレー粉: 大さじ30
- 油: 大さじ15
- 水: 6L
- カレールー: 7~8箱 (約700~800g)
- 100人分の材料量の目安
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- 玉ねぎ: 中50個 (約10kg)
- じゃがいも: 中50個 (約7.5kg)
- にんじん: 中25本 (約3.75kg)
- 肉: 7.5kg
- カレー粉: 大さじ100
- 油: 大さじ50
- 水: 20L
- カレールー: 25~30箱 (約2.5~3kg)
また、量がたくさんあるので食材を一度に炒めるのが難しい場合は、数回に分けて炒めるのがおすすめです。
カレー30人分や100人分の材料量は?ご飯量の目安や配分
ここでは、一般的な量や少なめにしたい場合、子ども用に用意する場合を紹介します。
ぜひ参考にして必要な分を計算してみてくださいね。
カレーの一般的なご飯量は300g
カレーのご飯は300gが一般的な量です。
これは、お茶碗でいうと約2杯分。1合分に相当します。
人気のカレーチェーン店「CoCo壱番屋」の基本サイズの場合もこの量だそう。大人一人前のカレーなら、300gを目安に計算するとよさそうです。
少なめにしたいという場合は200g
食の細い女性やダイエット中で糖質は控えているという人で、カレーのご飯は控えめにしたいという場合は200gを目安にするとよいでしょう。
ご飯はお茶碗1杯で約150gなので、200gだとお茶碗1杯よりも少し多くなるくらいの量になります。
前述したココイチさんの場合もライス少なめだと200gで提供されています。
幼い子どもの場合は150gくらい
小さな子どもの場合は150gを目安にするとよいでしょう。
150gだとお茶碗1杯ほどなので、普段食べているご飯の量よりは少々多くなるくらいでしょうか。
子どもにもよりますが小学校中学年くらいあたりの幼児よりはしっかり食べるけれど、大人ほどは食べないというくらいの子どもの場合は、先に紹介したご飯を少なめにしたい場合の200gを目安に考えるとよいでしょう。
カレーとごはんの理想の割合
大好きなカレーを最もおいしく頂くにはルウとごはんの割合も大切です。理想の割合はどれくらいなのか気になりますよね。
カレーとごはんの理想の割合は人によって異なりますが「カレー:ごはん=5:5」または「カレー:ごはん=6:4」のバランスにすると美味しく食べられます。
食べる人数が多すぎて、一人一人の好みを聞いていられない場合には、カレーとご飯の量は半分ずつくらいにするか、カレーがやや多めによそっておくのが無難そうです。
レトルトカレーの場合のご飯量は?
レトルトカレーは重量が180~200gのものであることが多いものです。
先に紹介したカレーとご飯の量の理想の割合を考慮すると、ご飯の量はカレーと同量の180~200gか120~130gくらいということになります。
普通のカレーよりは全体的に少しボリュームがダウンする感じですね。
カレーをもっとおいしくするご飯の炊き方
カレーをおいしく食べるためにはご飯の量も大切ですが、ご飯自体がおいしいことも非常に大切です。
ここでは、カレーをもっとおいしくするご飯の炊き方のポイントを紹介します。
少しかために炊く
カレー用のごはんは少しかために炊く方がおいしく感じます。
水分量をいつもより10%程度減らして炊いてもよいですが、おすすめは炊飯器の機能を使うこと。
かために炊き上げてくれる機能を選んで炊いてみましょう。
また、「はや炊き」モードを使うのもおすすめですはや炊きをすると、短時間で炊ける上かためのおいしいご飯が炊きあがります。
「はや炊き」をする場合は、必ず30~1時間は浸水してから炊きましょう。
冷たい水で炊く
お米は低温から炊き始めるとよりおいしくなります。
冷蔵庫で冷やした水を使って炊いたり、冷蔵庫で浸水させたりするとよいですよ。
カレーと合うひと手間ご飯
どうせカレーを食べるならカレーに合うご飯を用意したい!
カレーに合うご飯は炊飯時に加えたり、炊き上がったご飯に混ぜたりするだけで用意できます。
サフランライス
サフランライスは、浸水時からサフランを加えておきしっかり色を出してから炊きます。
黄色い見た目がカレーをよりおいしそうに見せてくれますね。塩とバターを加えてから炊けば味もおいしく仕上がります。
ターメリックライス
ターメリックも浸水時から加えて色付けします。
バターと一緒に炊けば、よりきれいな色に仕上がるでしょう。ターメリック自体は苦味があるので、入れる量は少量にしておきましょう。
バターライス
ご飯を炊くときにバターを加えてもよいですし、炊きあがったご飯にバターを加えて混ぜ合わせてもよいでしょう。
バターライスは香りもよくカレーともよく合います。
クミンライス
よりスパイシーなカレーに仕上げたいなら、クミンライスがおすすめです。
フライパンでクミンシードを炒めてから浸水後のご飯に加えて炊けばOKです。
ガーリックライス
にんにくの香りが食欲をより刺激するガーリックライスもカレーとよく合います。
みじん切りにしたにんにくをフライパンで炒め、炊き上がったご飯と混ぜ合わせるだけと簡単に用意できるのも魅力ですよ。
カレー30人分や100人分の材料量:まとめ
今回は大人数分のカレーを美味しく作る方法として、30人分や100人分の材料量を紹介しました。
基本的な考え方おしては1人前の材料量から100人分を計算すればOKです。
ただし食べる人の中には大人から子供まで混ざっているでしょうからその分を計算して調整する必要があります。
具材の大きさや味付けの好みによっても変わってくるので、あくまでも目安として参考にしてください。
