年末年始やお正月に祖父母の家に行く家庭は多いと思います。
しかし高校生や大学生の中には、退屈で行きたくないと感じる方も多いでしょう。
私も学生の頃は毎年、後ろ向きな気持ちになりながら行っていました。
本記事では祖父母の家に行きたくない理由と、私の経験をヒントに前向きに過ごす方法を5つ紹介します。
祖父母の家に行きたくない3つの理由
まずは祖父母の家に行きたくない3つの理由を私の経験から解説します。
- 祖父母に気を遣って疲れる
- プライベートについて聞かれる
- 退屈でつまらない
祖父母に気を遣って疲れる
祖父母の家に行くと、とても気を遣うんですよね。
頻繁に会う機会があり親しい関係ならば負担に感じないかもしれません。
しかし会うのが年に1回、年末年始だけだと祖父母でも気を遣って疲れる人も多いでしょう。
私は人見知りなので、おじいちゃんおばあちゃんにも緊張してしまいます。
自宅と祖父母宅が離れているので行くのも面倒で、電車に乗っている間も「行きたくないな」という気分で過ごしていました。
プライベートについて聞かれる
祖父母からプライベートについて聞かれるのが嫌という方も多いと思います。
- 学校生活や成績について
- 好きな芸能人について
- 好きな異性や恋人について
様々な話題について聞かれますが、親族とはいえ話したくないことばかりです。
私も高校生の頃には、学校生活についてよく聞かれていました。
上手くいっていないとネガティブな気持ちになり、両親が気を使って話をそらそうとして居心地が悪くなるという経験があります。
退屈でつまらない
祖父母の家に行きたくない理由の一つに「退屈でつまらない」ということがあります。
自宅と違ってゲームなどの娯楽が揃っていないので、手持ち無沙汰で楽しくないですよね。
親たちは大人の付き合いをしている中で、気を遣ってスマホをいじることも躊躇してしまいます。
お正月だとテレビも祖父母の趣味に合わせるので、駅伝や歌謡祭など自分が見たくないものが放送されているので楽しくありません。
祖父母の家に行きたくない!前向きに過ごすためのアイデア5選
高校生など学生は親に「行きたくない」と言っても怒られて、行かなければならない状況になることがほとんどです。
そこで祖父母の家で過ごす時間を少しでも気楽にするためのアイデアを紹介します。
私が実際に経験したことをヒントにまとめています。
- 祖父母の家から脱出して散歩する
- 読書に没頭する
- 自分から質問する
- 仕事や勉強をする
- 家事を手伝う
祖父母の家から脱出して散歩する
私が最もおすすめする方法は散歩することです。
祖父母宅にいると気を遣って居心地が悪くなるので、散歩に出かけましょう。
私もお正月に祖父母宅に行ったときには、出かけるようにしています。
みんなで食事をして両親や祖父母がおしゃべりをしている時に「少し散歩してくる」と言えば、特にとがめられることなく脱出できます。
あるいは「おばあちゃんが普段暮らしている街を知りたいから、そこらへんブラブラしてくる」と何かしらの理由を加えてもいいでしょう。
馴染みのない街を見て回るのは意外に楽しいものです。飽きたら本屋さんに入って立ち読みで時間を潰すこともできますよ。
読書に没頭する
退屈を解消するための方法として読書に没頭しましょう。
スマホでゲームをしていると「おばあちゃん家まできてゲームしないの」と怒られるかもしれません。
しかし読書を怒る親はいないと思います。
読んだことがない文庫本やビジネス書を持ち込んだり、愛読書を持っていきましょう。
最近は電子書籍があるのでスマホで本を読むこともできます。何を読んでいるのかバレないので漫画を読んでも大丈夫です。
自分から質問する
祖父母から逃げようとするのではなく、距離を縮める作戦です。
記事の前半で「近況を聞かれる」ことを行きたくない理由の一つに挙げましたが、質問攻めにあってしまう理由は2つ考えられます。
- 久しぶりに孫に会えて祖父母のテンションが上がっている
- 共通の話題がないので質問している
どちらも「話しかけられるのを待っている」受け身の状態だから、という原因もあると思います。
おばあちゃんも「自分の話ばかりするのも悪いし、何か聞こうかしら」という心理になっているのかもしれません。
そこで、自分から質問してコチラが会話の主導権を握ってしまうのです。
- 普段はどんなテレビ見てるの?
- 最近始めた趣味とかある?
など様々な質問をしていってください。話をどんどん膨らませていけばあっという間に時間が過ぎますよ。
プライベートな話を聞かれるのは共通の話題がないからだと思います。
質問していく中で共通点を探せば、お互いに楽しめるテーマが見つかるかもしれません。
仕事や勉強をする
読書に似ていますが、勉強や仕事を口実に自分の世界にこもる作戦です。
本当は祖父母の家に行かずに家でできればいいのですが、「挨拶だけでも」と行かなければならないときに使えます。
「試験が近いから勉強するね」とノートパソコンを持って祖父母に言ってみましょう。社会人なら仕事や資格を口実に使うことができます。
おばあちゃんから学校生活について聞かれたときに「成績やばいから勉強するね」と返事するのも良いでしょう。
パソコンがない場合は、ノートや参考書を1冊だけ持っていけば大丈夫です。
スマホを見ながら作業しているふりをして、ネットサーフィンでもして時間を潰しましょう。
私はこの作戦で、居間から一人の部屋に脱出することができました。これで自宅に帰るまでの数時間を気楽に過ごせます。
家事を手伝う
祖父母の家に行くと、おもてなしとして、おばあちゃんが料理をしていることがあります。
そんな時は、一緒に家事を手伝いましょう。
おばあちゃんと距離を縮めつつ、時間を潰すこともできます。
退屈に感じてしまうのは、何もすることがなくてじっとしているからです。
料理や片付けなどを手伝うことで、滞在時間を短く感じることができます。
よく手伝う子として好感も持たれるというメリットもあります。
祖父母の家に行きたくない理由と過ごし方まとめ
祖父母の家に行きたくないと、前向きに過ごすためのアイデアを5つ紹介しました。
大きく2つに分けると祖父母と距離を縮めるか、一人の世界に没頭するかのどちらかです。
一番は散歩を口実に外出することです。気分転換にもなるし自由に行動できますよ。
後ろ向きに考えすぎずに、気楽に過ごす方法を見つけることができれば、楽しみに変えることもできるかもしれません。
今回紹介した方法が1つでも参考になれば幸いです。